やったね!!
今年は旧暦の5月が2回あります。世の中たいてい新暦でまわっているけど、ここ奄美は旧暦のほうが農業も漁業も集落行事もしっくりいくので。それは自然共に生きているので、自然界の流れがそうなっているので(潮の満ち引き)。今日は旧暦の5月5日に近い日曜日ということで、男の節句の本日我が節田集落では舟こぎ競争が開催されました。夜は夜で、浜おれという行事があります。昔はみんな浜に下りて唄に踊りにと夜どうし楽しんだそうです。
小湊組女チーム堂々の第一位。男チームも第一位!!今晩の浜おれ、ますます盛り上がることでしょう。
ちょうど月夜の昨晩、ここ節田海岸にウミガメが産卵にやってきたよう。でも産み場所を求めて迷走したよう。結局安心して産める場所がみつからず、海に帰ってしまいました。
節田海岸には防風林、防砂林目的でモクマオウの木が植えてあります。モクマオウの種が落ち、そこいらじゅう、苗木だらけ。おまけに雑草も生い茂り砂浜を覆ってしまっています。
素人考えだったのか?このままでは節田海岸の砂浜がなくなってしまうのでは、ウミガメが上陸しなくなるのではないかと苗木のうちに除去したほうがよいのではと、相談したところ、10人が10人、防砂林になるんだから、そのままにしておいたほうがいい、どうせ台風がきたら流されるんだから。そうか自然の摂理はそうなっているのか~外物の私には考えが及ばなかったと自分が恥ずかしくなりました。
でも昨夜ウミガメが苗木を踏み倒しながら、迷走した形跡をみるとなんかせつなくなってしまって・・・
以前新聞記事で砂浜に卵を産みつける鳥が、モクマオウ(外来種)の出現で砂浜が雑草に覆われ産む場所が減少してしまったという記事を読んだことがあります。
このまま、砂を根こそぎ剥ぎ取っていくような、根をからすような台風が来ることを願わなければいけないのか・・・でもやっぱり来てほしくない。
今にどうにかなるさでのんきに見てみぬふりをしてればいいのか~??今晩もカメは産卵にやってくるのか・・・どうか別の浜でいいところをみつけてくれればいいのだけれど。
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